サル痘、台湾で初の感染例 ドイツからの帰国者

台湾保健当局は24日、台湾で初のサル痘の感染例が確認されたと発表した。感染者は20歳の男性で、ドイツへの渡航歴があったという。
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台湾の疾病管制署によると、男性は2022年1月から6月までドイツに留学しており、今月16日に帰国したばかりだった。男性は帰国した際、空港で新型コロナウイルスの検査を受けて陰性だったが、20日に熱やのどの痛みなどの症状が現れ、21日に病院を受診。詳しい検査の結果、サル痘に感染していたことが分かった。
欧州はサル痘の流行地であり続けている=WHO
男性は隔離され治療を受けている。濃厚接触者となった人で症状を訴えている人はいないという。
世界保健機関のテドロス・アダノム事務局長は23日、世界で確認されたサル痘の症例数が3200人を超えたと発表した。このうち1件で死亡が確認されている。
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