水産省は、ロシア200海里水域で実施してきた曳き網によるさけ・ますの試験的な操業について、今年の実施を見送ることとし、このことに伴い、今年のロシア200海里水域における日本の漁船によるロシア系さけ・ますの漁獲に関するロシアと日本の政府間協議は開催を見送ることとなったと発表した。
日本海新聞によると、ロシア水域で試験操業を実施している日本の調査船は1隻であり、漁獲量が少ないため、2022年の試験操業が取りやめになっても、漁業関係者への影響は限定的だという。日本水域でのさけ・ます漁は実施されている。
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