上昇率は4月と同じ。前年を上回るのは9か月連続で、日本政府と日銀が目標としてきた2%を超えるのは2か月連続。原油価格の高止まりが主な要因となった。
前年同月比で電気代は18.6%、ガソリン代は13.1%それぞれ上昇。エネルギー価格全体では17.1%と大きな上げ幅を記録。また、急速に進む円安で、輸入原材料を多く使う食品が大きく影響を受け、「食用油」が36.2%、「ハンバーグ」が9.5%それぞれ上昇した。
総務省は「食品など生活必需品の値上がりが目立つ構図は変わっていない」とするも、「食品メーカーの中には企業努力で吸収しきれず、先々値上げを計画しているところもあるため、今後の動向を注意深く見ていきたい」としている。
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