同社によると、実験は6月9日に沖縄県宮古島市で行われた。地上と同じ気温・気圧が保たれた気密キャビンに入ったハムスターは気球に乗って最大高度23キロの成層圏まで飛翔し、宮古島沖の海上に着水した。キャビン内のカメラには、地上とほぼ同じ環境のなかで寝転がって眠るハムスターの様子が映っていた。ハムスターは無事生還し、実験過程を通してキャビン内の酸素濃度や気圧が保たれていたことが確認された。実験で得られた知見は、同社が取り組む有人宇宙旅行の実現へ向けて生かされるという。関連ニュース