IT・科学

気球で23km上空まで飛んだハムスター、無事生還

日本の宇宙旅客技術開発企業「岩谷技研」(北海道札幌市)がこのごろ、ハムスターを気球に乗せて上空23キロの成層圏まで打ち上げる実験に成功した。ハムスターは無事生還した。同社が公式サイトで伝えている。
この記事をSputnikで読む
同社によると、実験は6月9日に沖縄県宮古島市で行われた。地上と同じ気温・気圧が保たれた気密キャビンに入ったハムスターは気球に乗って最大高度23キロの成層圏まで飛翔し、宮古島沖の海上に着水した。キャビン内のカメラには、地上とほぼ同じ環境のなかで寝転がって眠るハムスターの様子が映っていた。
IT・科学
日本・総務省 太陽フレアの被害想定まとめる スマホ・テレビも使用不可に
ハムスターは無事生還し、実験過程を通してキャビン内の酸素濃度や気圧が保たれていたことが確認された。実験で得られた知見は、同社が取り組む有人宇宙旅行の実現へ向けて生かされるという。
関連ニュース
韓国 ロケット「ヌリ号」の2回目の打ち上げに成功
中国の天文学者、地球外文明の痕跡らしきシグナルを発見
コメント