産経新聞によると、23日午後、中国軍の「H-6」爆撃機3機が宮古海峡上空を通過し、編隊を組んで東シナ海から太平洋へ抜けた。その後、別々に周回するように飛行し、東シナ海を中国大陸方向に戻ったという。航空自衛隊は戦闘機をスクランブル発進させ、警戒と監視にあたった。一方、台湾国防省の発表によると中国軍は同日、台湾のADIZにも「J-16」戦闘機や「H-6」爆撃機など少なくとも計22機の軍用機を進入させた。中国軍は21日にも29機の軍用機を台湾のADIZに進入させており、地域での軍事的圧力を日に日に強めている。関連ニュース