中国軍爆撃機3機、宮古海峡を通過 台湾近くにも22機

日本の防衛省は23日、中国軍の爆撃機3機が宮古海峡(沖縄本島と宮古島の間)の上空を通過したと発表した。日本の各メディアが伝えている。中国軍は同日、台湾の防空識別圏(ADIZ)にも少なくとも22機の軍用機を進入させており、東シナ海や太平洋での軍事的圧力を強めている。
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産経新聞によると、23日午後、中国軍の「H-6」爆撃機3機が宮古海峡上空を通過し、編隊を組んで東シナ海から太平洋へ抜けた。その後、別々に周回するように飛行し、東シナ海を中国大陸方向に戻ったという。航空自衛隊は戦闘機をスクランブル発進させ、警戒と監視にあたった。
自衛は武器だけでなく、外交によっても達成できるもの
一方、台湾国防省の発表によると中国軍は同日、台湾のADIZにも「J-16」戦闘機や「H-6」爆撃機など少なくとも計22機の軍用機を進入させた。中国軍は21日にも29機の軍用機を台湾のADIZに進入させており、地域での軍事的圧力を日に日に強めている。
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