中国軍、台湾付近での米軍機飛行をめぐり抗議

中国人民解放軍東部戦区司令部の施毅(シ・イ)報道官は25日、台湾海峡上空での米軍のP-8A哨戒機「ポセイドン」飛行は地域の平和と安定を損なうとし、中国は強く反対すると表明した。
この記事をSputnikで読む
CNNは米軍のインド太平洋軍の話を引用し、米軍の哨戒機P-8A「ポセイドン」が24日に台湾海峡上空を偵察飛行したと報じた
施氏の声明には「米国の行動は意図的な干渉と地域の不安定化であり、台湾海峡の平和と安定を損なうもので、中国は強く反対する」と述べられている。
中国軍爆撃機3機、宮古海峡を通過 台湾近くにも22機
施氏は、中国人民解放軍東部戦区部隊は常に厳戒態勢にあり、国家の主権と領土一体性を断固として守ると強調した。
中国政府は、台湾問題をはじめとする米国との緊張関係を背景に、定期的に台湾海峡で訓練や偵察を行っている。中国外務省は、この問題を米国政府と中国政府の関係における最も敏感なものだと繰り返し言及している。
関連ニュース
中国軍機約30機、台湾の防空識別圏に進入 緊張高まる
米上院に台湾への軍事支援法案が提出、総額6000億円
コメント