BRICS拡大の目的は新陣営の形成ではない 中国外交部

中国外交部国際経済問題課のリ・ケシン課長は、BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ共和国)諸国間には新たなメンバーを受け入れる必要性について共通の理解があるものの、BRICSの拡大は新たな陣営の形成を目指したものではないと明言した。
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リ・ケシン国際経済課長は、中国としてはBRICSが新たなメンバーの受け入れにオープンであり続けるよう望んでいると語っている。
「現在、『ドアをノックしている』状態の国が数か国存在する。例えばインドネシア、トルコ、サウジアラビア、エジプト、アルゼンチンがそうだ」リ・ケシン国際経済課長は付け加えた。
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5月半ば、王毅外交部長は、中国側はBRICS拡大プロセスの開始を提案すると発言していた。王外交部長はこれにより、BRICSの開示性と包括性の誇示し、プレゼンスと影響を高め、全世界の平和と発展へ大きく貢献する一助となるとの考えを示している。
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