情報筋によると「一部諸国は当方配置に関し、現在の複数戦闘グループから旅団への移行を望んでいる」という。現時点でグループは1000人から1600人で構成されているが、旅団にすることで軍人の数は「少なくとも倍増」する。
情報筋はまた、NATO加盟国の一部は師団配置について検討しているという。師団は将軍指揮下に置かれ、最大1万5千人の編成となる。
マドリードでの首脳会談では、同機構の新たな戦略構想が採択される。情報筋は、同構想は「モスクワとの関係を絶つもの」としている。
NATO首脳会談はスペイン首都マドリードで6月28日から30日にかけて行われる。
ロシアはこれまで何度となく、NATOは対立を目的としており、同機構のさらなる拡大により欧州にこれ以上の安全がもたらされることはないと指摘してきた。
関連ニュース