北朝鮮のこの発表は、6月16日にオンラインで実施の北朝鮮による拉致被害者を話し合う国際シンポジウムで日本政府の松野官房長官が拉致被害者の日本帰国のために国際社会に協力を呼びかけたことに対するけん制ととられている。北朝鮮は日本の発言について、北朝鮮のイメージをおとしめ、「国際的に孤立させる政治的に不純なねらいがある」とし、拉致問題は「われわれの誠意と努力」により、全て解決されており、「これ以上存在しない」と主張した。