日経新聞によると、日銀の国債保有割合は50.4%と過去最大となった。「海外発の金利上昇圧力を受け、長期金利を抑え込むための日銀の国債購入が急増したため」だとされる。
例えば、3月末時点で米連邦準備理事会(FRB)の国債保有割合は2割台、欧州中央銀行(ECB)は現在3割台にとどまっており、日経新聞は、外国の中央銀行と比べた場合の「日銀の突出ぶりも目立つ」と指摘している。
日経新聞は「日銀が国債の半分を保有する状況は財政規律を緩ませ、中央銀行による財政赤字の穴埋めとも受け取られかねない」とし、日本政府は「日銀依存から抜け出すため、経済成長を促す改革に正面から取り組む必要がある」としている。
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