日本の関東地方では各地で気温が35℃以上となり、午後にはさらに気温が上昇すると予測され、冷房などの電力需要が増える見込み。
日本政府は、東京電力管内ですでに発令された「電力需給ひっ迫注意報」を継続している。29日の需給はこの3日間で最も厳しくなっており、東京電力は午前2時から午後6時まで東北電力、中部電力、北陸電力の管内から最大115万キロワットの電力融通を受けるなど対策をとっている。
また磯崎官房副長官は定例記者会見で「6月としては記録的な暑さ」とし、「電力需要はこの時期としては異例の高水準」と認めた。「電力需給ひっ迫注意報」から「警報」への引き上げについては「経産省と相談し、適切に判断する」と記者の質問に回答した。
日本政府は27日、東京電力管内では猛暑による冷房使用で電力不足の懸念があるとして、同管内では初となる「電力需給ひっ迫注意報」を発令した。
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