バイデン氏はこれに関連し、NATOは空、陸、海の全方面からの脅威への対応能力をもたねばならないと指摘。さらに米国は欧州に戦闘機F-35飛行隊を2隊追加派遣し、スペインの米軍基地にある駆逐艦の数は4隻から6隻に増えると述べた。またドイツとイタリアには防空システムが配備されるという。
バイデン大統領はまた、ポーランドに米軍第5軍団の本部を置き、ルーマニアに数千人規模の軍人で交代する追加旅団を配置する意向を明らかにした。
ストルテンベルグNATO事務総長はこれより前、来年までにNATO対応部隊の4万人から30万人への増員が行われると明かしており、それにはロシア国境への重機・兵器の事前配備が含まれるという。
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