「我々はNATO拡大を国際問題における極めて不安定な要因と考えている。拡大する側にも、加盟する側にも、NATOを脅威と受け止める諸国にとっても、安全を加えるものではない」
リャブコフ外務次官はさらに、NATOによるロシア抑制方針の強化は、ロシアの政策に影響しないと語った。ロシアは「いかなる場合においても確実に自身の安全を保障する」とした。
「NATOのレトリックは我々にとって明らかだ。採択される新戦略構想では、ロシアは同機構の脅威と位置付けられる。これは実生活には何の関係もない。まさにNATOが我々にとって脅威となっている」
スウェーデン、フィンランドの北大西洋条約機構(NATO)加盟について、28日にスペイン・マドリードで行われた北欧2国とトルコ、NATOによる4者会談の結果、トルコがこれまでの立場を一転させ、2国の加盟を支持することで合意した。
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