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グテーレス国連事務総長 化石燃料への投資増に反対

もし再生可能エネルギーに大規模な投資を行っていれば、世界的なエネルギー危機を防ぐことができたかもしれない。しかし実際は、多くの国が化石燃料への投資を増やし続けている。アントニオ・グテーレス国連事務総長が、英文メディア「Nikkei Asia」にこのように寄稿している。
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グテーレス氏はその批判的な記事の中で、ウクライナの軍事衝突によってエネルギー価格が上昇する中で、石炭、石油、天然ガスに数十億ドルを投資する国々の指導者を非難している。同氏によると、これは気候危機を深める一因になるという。
グテーレス氏は、「もし我々がもっと早くから再生可能エネルギーに大規模な投資をしていれば、不安定な化石燃料市場に再び翻弄されることはなかっただろう」と記事の中で述べている。
化石燃料への世界的依存のリスク ロシア産からの切り替えで=国連
同氏によると、各国は数十億ドルの補助金を化石燃料に投資しており、これは、毎分1100万ドル(約15億円)に相当する。
スプートニクは以前、シンクタンク「マッキンゼー・グローバル・インスティテュート」の専門家らが、世界がグリーンエネルギーに切り替えるためにかかるコストを試算したと報じた。
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