日本の大手銀行が住宅ローンの金利を引き上げ

30日、日本の大手銀行5社が、7月の住宅ローンの金利を発表した。5行は代表的な固定期間10年の基準金利を引き上げるが、これは長期金利の上昇基調を踏まえたもの。
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各銀行の上げ幅は、三菱UFJ銀行0.05%、三井住友銀行0.05%、りそな銀行0.05%、みずほ銀行0.15%、三井住友信託銀行0.20%。また、固定10年の最優遇金利は、三井住友信託銀行1.00%、三菱UFJ銀行1.04%、三井住友銀行1.04%、りそな銀行1.05%、みずほ銀行1.25%。なお、変動金利に関しては5行とも変更はない。
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日本の長期金利が上昇基調となったのは、6月に米連邦準備制度理事会(FRB)が物価高抑制のため大幅な利上げを決めたためとされる。
住宅ローンの金利引き上げに関して、ネットユーザーらは、「借りる時の金利は上げて、預け入れの金利は国債に合わせて低金利のまま」「給料が上がらない中、30年間の返済。金利上がったら、返済不能になる人が増える」「持ち家派にとっても賃貸派にとっても厳しい未来が待ち受けていると思う」など、懸念の声を上げている。
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