NHKによると、日本の岸田首相、米国のバイデン大統領、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は29日、約20分間にわたって3か国首脳会談を行った。核・ミサイル開発を進める北朝鮮に連携して対応することで一致したという。
岸田氏は会談で「核実験を含め北朝鮮によるさらなる挑発行為の可能性が深刻に懸念される。日米同盟、米韓同盟の抑止力を高めることを含め日米韓の連携強化は不可欠だ」と述べた。
バイデン氏は「われわれ3か国の協力は朝鮮半島の完全な非核化と自由で開かれたインド太平洋の実現という共通の目標を達成するために不可欠だ」と述べた。
尹氏は「北の核・ミサイルの脅威が高度化し国際情勢がより不安定になる中、3か国の協力の重要性はさらに大きくなった」と指摘した。
関連ニュース