スウェーデンとフィンランドの両外相、7月5日にNATO加盟議定書に署名へ

北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は、スペインの首都マドリードで開かれたNATO首脳会議を総括し、スウェーデンとフィンランドのNATO加盟に関する議定書は、これら2か国の外相が参加して7月5日(火曜日)に署名されると発表した。またNATOは、共通予算への拠出を大幅に増加することも決定した。 
この記事をSputnikで読む
ストルテンベルグ氏は「昨日、サミットでは、スウェーデンとフィンランドを(NATO加盟に)招待するという重要な政治的決定がくだされた。加盟議定書の正式な署名は、フィンランドとスウェーデンの両外相立会いのもと、火曜日(7月5日)に行われる」と述べた。
ロシアはフィンランドとスウェーデンのNATO加盟に否定的=リャブコフ外務次官
署名・批准された議定書は、協定の不可欠な部分となり、招待された国がNATO加盟国になることを可能にする。
ストルテンベルグ氏はまた、NATOは2030年までの共通予算への拠出を大幅に増加することも決定したことを明らかにした。具体的な金額は後ほど公表され、年次予算に記載される予定。
関連ニュース
日豪韓NZが初の首脳会議 「NATOのパートナーとして協力を進めていく」方針を確認
NATO事務総長 日本の首脳会議参加は歴史的
コメント