日本、オーストラリア、ニュージーランド、韓国の首脳は、マドリードで開催の北大西洋条約機構(NATO)首脳会議にアジア太平洋地域のパートナー国として招待されている。
日本外務省によると、4か国による首脳会談は日本の岸田首相が主催し、約1時間に及んだ。
4か国の首脳は、NATO首脳会議に先立ち、インド太平洋地域から見たウクライナ情勢と国際社会への影響について認識の摺り合わせを行ったほか、インド太平洋を含む国際情勢について意見交換した。
また4か国の首脳は、「ロシアのウクライナ侵略を非難」することで一致したほか、インド太平洋と欧州の安全保障は不可分との認識に基づき、4か国が連携しながら「NATOのパートナーとして協力を進めていく」方針を確認した。