プーチン大統領は非合法の祖国諜報活動から100年の節目を記念してロシア対外情報庁の参謀本部で演説を行い、次のように発言した。
「いわゆる西側諸国はそのリベラルなグローバリズムの他にいかなるオールタナティブもないという原則に基づいて行動している。しかしこのモデルとは、有り体に言えば、新植民地主義の更新版に他ならず、米国式の世界、選ばれた者の世界であり、その中では他のあらゆるものの権利は簡単に蹂躙されている。その明確な証拠が近東や世界各地の多くの国々や民族、そして今日のウクライナにおける数百万の人々の運命であり、これらの人々を西側は自らの地政学的ゲーム、及びロシアを封じ込める試みにおいて、消耗品として皮肉に弄んでいる」
この政策はロシアの伝統的価値観に基づいた自然な発展の阻止を目的としているとし、「ロシアとの戦いに他ならない」と強調した。
また、世界には多くの同胞がいるものの、これを公けに表明することを避けていると評価した。
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