尹大統領は1日、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議を終え、スペインから帰国。専用機内で記者団の取材に応じた中で、日韓関係について「歴史問題と両国の未来の問題は、1つのテーブルにのせて解決しなければならない。両国が未来のために協力すれば歴史問題は十分に解決できる」と語った。
そのうえで、元徴用工問題など日韓が抱える懸案を包括的に解決していくべきとの考えを述べた。
尹大統領はNATO首脳会議の晩餐会に出席した際、岸田文雄首相と初対面。短時間ことばを交わし、岸田首相に「日韓関係を健全に戻すために尽力してほしい」と伝えていた。
また、尹大統領は最も印象に残った日程として、約5年ぶりに開催された日米韓首脳会談を列挙し、「北の核に対応するため軍事的な安全保障協力が再開されることが望ましいとの原則論で一致した」として、今後も3か国で連携していく姿勢を強調した。
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