ホバーボードは、地面から浮遊したまま乗り手が移動するための乗り物。SF作品に多く登場する乗り物だが、現実世界でも開発されている。フランス企業「ザパタ」は2018年、ホバークラフトの飛行実験を行い、翌2019年にはホバークラフトで英仏海峡を横断するのに成功した。
韓国原子力研究院と大邱慶北科学技術院の技術者は今回、ホバーボードのプロトタイプを開発した。ボードの下にあるクッションにファンで空気を送り込むというエアクッション型のホバーボードで、舗装された道や水たまりの上を滑るように移動する。
また、このホバーボードは商品が入った箱を顧客のところまで運ぶ宅配ロボットとしても活躍するが、まだナビゲーションは搭載されておらず、あくまでも実験段階であるという。さらにホバーボードを近くに呼び出すことも可能な他、芝生の上を走ることもできるという。
スプートニクは以前、網膜にAR(拡張現実)を投影するスマートコンタクトレンズを開発する米国の企業「Mojo Vision」のCEO自らが、初の装着テストを行ったと報じた。
関連ニュース