ヴェルト・アム・ゾンタークによると、キリスト教民主同盟(CDU)のイェンス・シュパーン副議長は、ロシア産の石油輸入の割合について経済省に問い合わせた。5月にドイツが輸入したロシア産の石油供給量は27.8%だったことがわかった。
シュパーン副議長は「どうやら、ハーベック経済相のデータは自発的な表現だった」と語った。
以前、気候保護とエネルギーに関するドイツ連邦議会委員会のステフェン・コトレ議員は、ロシア産石油の禁輸措置はドイツ経済に有害であると述べていた。
ドイツ連邦政府は天然ガス不足に関する警戒レベルの引き上げを発表したものの、仮にロシアのパイプライン「ノルドストリーム」による供給量が現状の低いレベルで続く場合、今年の冬にガス不足に陥る事態は避けられない。ドイツの大手エネルギー企業、ユニパ―(Uniper)の広報担当者がリアノーボスチ通信の取材に応じた中で明らかにしていた。
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