2月末、IOCは国際的な競技連盟に対し、ウクライナ情勢を理由として、ロシアとベラルーシの選手を大会に参加させないよう勧告した。これを受け、一部の国際連盟はロシアとベラルーシの選手を、連盟が主催する大会から除外することを決め、また一部の連盟は個人参加のみ認めるとした。
フランスのメディア「ウエスト・フランス」によれば、バッハ会長は、「我々は、ロシアとベラルーシの選手を国際的な競技大会には招待しないという勧告を含め、非常に明確な立場を今まで通り維持している。現在、まだこの勧告を撤回する時期ではない」と述べた。
6月にバッハ氏は、「世界のスポーツ界は連帯と共通のルールの尊重を支持している」と述べた上で、「制裁を解除すべき時期はまだ来ていない」と主張した。
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