マドリードでのNATO首脳会議を前に、スウェーデン、フィンランド、トルコは安全に関する覚書に調印。これによりスウェーデンとフィンランドのNATO加盟交渉を開始することとなった。3か国はテロ対策への協力強化で合意した。内容には特にトルコで禁止されているクルディスタン労働党への対処、情報交換、引渡し協定が含まれている。
ボズダグ法相は「スウェーデンとフィンランドがテロを支援し続け、クルディスタン労働党やギュレン派(編注:イスラム指導者フェトフッラー・ギュレンを支持する組織。トルコ政府は国家転覆容疑をかけている)、その他テロ組織の温床であり続け、テロ撲滅の姿勢を取らず、トルコへの約束を履行できない場合、我々は2ヶ国を(NATO)加盟国にさせない」と語った。Star紙が伝えた。
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