当面、フィンランドにNATOの軍事インフラを配備する必要はないという同国外相の発言について問われ、ラブロフ外相は、「米国がNATOの軍事インフラをそこに配備すると決定した場合、誰かが大臣(フィンランドのハーヴィスト外相)に尋ねるということはないと思う」と語った。
5月18日、フィンランドとスウェーデンはNATOへの加盟申請を行ったが、トルコは拒否権を使い、このプロセスを阻止しようとし、クルディスタン労働者党(トルコではテロリストとして認定)の支援の中止を含め、各国に多くの要求を提起した。
マドリッドでNATO首脳会議が始まる前の6月28日、トルコとフィンランド、スウェーデンの首脳が交渉を行っている。各国は、フィンランドおよびスウェーデンがNATOに加盟することを承認する覚書に署名を行ったが、 トルコのエルドアン大統領によると、トルコ政府のすべての要求が満たされたという。
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