イタリア政府の広報によれば、非常事態宣言が出されたのは、エミリア・ロマーニャ州、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州、ロンバルディア州、ピエモンテ州、ヴェネト州。
非常事態宣言によって、政府は必要に応じて干ばつに対する緊急措置を講じ、地域への支援を目的に追加的な資金を提供することが可能になる。
政府は地域の水不足に対応するため、3650万ユーロ(3800万ドル)の予算を割り当てる。
記録的な暑さを背景にした干ばつにより、すでに各州、各地域の政府が節水のための大々的な措置を導入している。
イタリアのマリオ・ドラギ首相は、北部の主な水源であるポー川の流域は過去70年で最悪の干ばつとなっていると述べた。
非常事態宣言の期限は12月31日となっている。
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