サウジアラビア、アジア向け8月原油価格を引き上げ

サウジアラビアの国営石油・ガス企業「サウジアラムコ」社は、アジア向け原油の8月販売価格を引き上げた。ブルームバーグが報じた。
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同メディアは、「世界最大の石油輸出国であるサウジアラビアは、供給量の少なさと需要の高さを背景に、アジアのバイヤー向けの8月石油価格を過去最高水準近くまで引き上げた」と報じている。
報道によれば、アジア向け8月の「Arab Light」の公式供給価格は、7月の水準から2.8ドル(約381円)引き上げられ、オマーン/ドバイのバスケット取引より1バレル9.3ドル(約1265円)高くなり、5月の1バレル9.35ドル(約1271円)という過去最高値に近づいたことになる。
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サウジアラムコ社は、1933年に設立されたサウジアラビアの国営石油ガス企業。同社は、アジアや欧州、北米の3つの主要な世界のエネルギー市場に参入しており、職員数は7万人を超える。
サウジアラビアは、毎月初めに消費者の要求に基づいて供給スケジュールを作成している。先月、サウジアラムコ社は石油価格を1バレル2.1ドル(約285円)に引き上げると発表している。
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