ボレル氏によると、ウクライナでの特別作戦に直面している欧州は、挑発されれば欧州として対応できることを示しており、意図から行動へと移し始めたという。
記事で同氏は、「ロシアに対する制裁は有効か」という疑問をもつかもしれないが、「その答えはイエス だ」と述べている。
さらに、ボレル氏は、中国はこれまでのところ、欧米による制裁回避のための支援をロシアに提供していないし、「中国の対露輸出は、欧米諸国と同程度に減っている」と指摘している。
読売新聞は4日、ロシアのプーチン大統領が、中国の習近平国家主席にロシア訪問を要請したが、習氏はこれを断ったと報じた。同紙によると、習氏は訪露することで西側諸国との緊張がこれ以上深まるのを避けたいという思惑もあり得る。翌5日、ロシア大統領府のペスコフ報道官は、習氏が訪露要請を断ったという報道は事実と一致していないと指摘した。
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