奄美空港に普天間所属の米軍オスプレイが着陸

琉球新報によると、米軍のMV22オスプレイ1機が7日、鹿児島県の奄美空港に着陸した。着陸理由に関しては、米軍の運用に関わるため、鹿児島県は明らかにしていない。
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着陸したオスプレイ機は沖縄県の普天間飛行場所属機とされる。目撃者によると、午後2時の段階で、隊員らが右側エンジンの点検を行っているようだという。
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オスプレイはこれまで度々事故を起こしている。2016年の沖縄沿岸部への着陸時に、甚大な破損が発生しており、2017年には、奄美空港に墜落している。また、2018年2月には、オスプレイから落下した13キロの部品が海面で発見されている。安全上の懸念が解決されていないことから、日本国内では、オスプレイの使用に反対の声が多い。2017年、オーストラリア沿岸で発生したオスプレイの事故で3人の乗組員が死亡している。
米国の司令部は、通常の貨物ヘリと比較した場合、オスプレイの飛行速度は2倍、積載重量は3倍であることから、同機の活用は有効であると主張している。
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