ウクライナ兵が米国の生物学実験に使用されていた可能性 ロシア国防省

ウクライナ兵の抗体検査で、兵士らが米国の生物学プログラムに参加させられていたことが明るみになった。ロシア軍放射能化学生物防衛部隊を率いるイーゴリ・キリーロフ中将が明らかにした。
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キリーロフ中将は7日のブリーフィングで、ウクライナにおける特殊軍事作戦で投降したウクライナ兵の健康データを兵士の氏名を明記せずにスライドで発表した中で、兵士らからは感染症病原体の抗体が見つかったことを明らかにした。
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「A型肝炎に罹患した、または罹患した形跡がある兵士が33%、腎症候性出血熱は33%、ウエストナイル熱が20%という結果が出た。列挙した数値は統計平均値をはるかに上回っている。これらの疾患が米国防総省のウクライナ・プロジェクトの中で活発に研究されていることを考慮すると、ウクライナ軍の兵士らは危険な感染症の忍容性を評価する実験にボランティアとして使われたと考える根拠がある」キリーロフ中将はこう述べた。
キリーロフ中将はウクライナにおける特殊軍事作戦の中で、エボラ出血熱をはじめとする特に危険性の高い病原体をオデッサの研究所で研究する米国とウクライナの計画が暴露されたと指摘した。
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キリーロフ中将は、米国防総省のためにウクライナで行われてきた軍事生物学的活動に、米国が出資した額は2005年から現在までに2億5000万ドル(340億円)に上ると補足している。
キリーロフ中将はまた、医療企業Black & Veatch(キーウ) とバイデン米大統領の息子のハンター・バイデン氏が出資するバイオ企業のMetabiota(米サンフランシスコ)の2社の主な方向性は、アメリカ鼻祖や豚熱、H5N1亜型、ニューカッスル病 といった検疫感染症で、これらは特定の国や地域の農業に損害をもたらしうることを明らかにしている。
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