3000人の兵士のうち、約1800人が米兵士で、残りの1200人は英国、ドイツ、ジョージア(グルジア)、イタリア、ポーランド、トルコ、フィンランド、フランス、エストニアなどの加盟国やパートナー国の兵士。
18日から23日までは、ドイツ南部バイエルン州グラーフェンヴェーアにある米軍演習場で射撃訓練が予定されている。演習参加国の約80の砲システムが使用されるという。
軍事演習ダイナミック・フロントは、2015年から欧州で行われており、参加国間の連携や戦闘準備態勢などの強化を目的としている。
NATO加盟国の首脳は6月末、ウクライナ危機を背景に、東部方面の部隊を2023年までに大幅増強する計画について合意した。NATOは、近いうちにも東部方面の即応部隊を3万人超に増強すると発表した。
ロシアはこれまで何度となく、NATOは対立を目的としており、同機構のさらなる拡大により欧州にこれ以上の安全がもたらされることはないと指摘してきた。
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