安倍晋三元首相襲撃事件

ロシア外務省が声明 安倍氏襲撃に「唖然」、救命願う

日本の安倍晋三元首相が襲撃された事件について、ロシア外務省のザハロワ報道官は8日、「この悲劇に唖然としている。安倍氏を救命するため、医師らができることを全て行うよう願う」とする声明を発表した。
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ザハロワ報道官は次のように声明を発表した。

我々は本日、日本で起きた悲劇、安倍晋三元首相の襲撃事件に唖然としている。このような恐ろしい犯罪を行った者は、この正当性がないテロ行為の責任を負うことになると確信している。

我々は安倍氏が相互信頼と善隣関係の構築の道において、露日関係の全分野においての発展に寄与した卓越した政治家だと知っている。

安倍氏の救命のために医師らができることをすべて行うよう願っている。安倍氏の容体が早く安定し、回復することを我々は心から祈っている。また、昭恵夫人や家族、親族に対しては心を強く持って、希望を失わないように祈っている。

安倍晋三元首相襲撃事件
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安倍晋三元首相は8日午前11時30分ごろ、奈良市の近鉄大和西大寺駅前での街頭演説中に銃で撃たれた。警察の発表によれば、安倍元首相は撃たれた直後は意識があったものの、病院へ搬送されている間に心肺停止状態になったという。右首に撃たれた傷、左胸には皮下出血があるといい、現在は奈良県立医科大学附属病院で集中治療を受けている。
警察は元海上自衛官の山上徹也容疑者(41)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。調べに対し、「安倍元首相に対して不満があり、殺そうと思って狙った」と話す一方、「安倍元首相の政治信条に対する恨みではない」などと供述しているという。
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