安倍晋三元首相襲撃事件

安倍元首相への銃撃事件 ロシアの専門家「見過ごすことはできない」

日本研究者でロシアの国際通信社「ロシア・セヴォードニャ(ロシアの今日)のワシリー・プシュコフ国際協力局長は、日本の安倍晋三元首相に対する襲撃を信じることができず、日露関係に傷跡を残すことになると語った。
この記事をSputnikで読む
同専門家は、「世界のどの国でも、今日、奈良県で起こった事件は、通常では考えられないこと」と強調、このような出来事が日本で起こるとは、単純に信じられないと述べた。

「ロシアにとってもこの事件を見過ごすことはできない。安倍元首相は、ロシアとの関係で現実的なアプローチを提唱した人物といえる。日本が二国間関係を無意味にエスカレートさせることにならないように、あらゆる手段を講じようとした」

2012年12月に首相に選出されて以降、安倍元首相はロシア大統領と27回会合をもち、日露関係の発展のために多くのことを行ってきた。2018年11月、シンガポールで行われた会談でプーチン大統領と安倍元首相は、平和条約交渉の推進で合意したが、締結には至っていない。
日本の安倍晋三元首相が8日、死去した。67歳だった。安倍元首相は奈良県内で演説中に銃撃され、心肺停止の状態と報じられていた。
コメント