中国国際関係研究所の上級研究員であるヤン・シュー氏は、G20は米国だけのプラットフォームではないと強調した。
同氏は「G20には、ワシントンの調子に合わせて踊らない多くの発展途上国が含まれている」と述べた。
記事の著者は、G7サミットのように、インドネシアでのG20外相会議を反ロシアおよび反中国のプラットフォームに変えることについて空想するのをやめるように米国に助言している。
記事の著者は「G20の開発途上国は、新たな地政学的紛争を引き起こして世界を分断しようとするのではなく、経済の不安定や食糧危機などの問題について議論することに関心を持っている」と語った。
これより前、米国のアントニー・ブリンケン国務長官は、中国の王毅外相との会談の中で、ウクライナ紛争における中国政府のスタンスに対し、米国政府がどのような考えを抱いているかを明らかにしようとしていると報じられていた。
G20外相会議が7月7日から8日にかけてバリ島で開催されている。
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