安倍晋三元首相襲撃事件

安倍元首相は「日本とロシアの関係を正しく作るために努力してきた人」=日ロ交流協会顧問の朝妻幸雄氏

日本の安倍晋三元首相が8日、奈良県内で街頭演説中に銃撃され、治療を受けていた病院で日本時間17時03分に亡くなった。67歳だった。
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日ロ交流協会顧問の朝妻幸雄氏は8日、スプートニクのインタビューで、安倍晋三元首相について、「日本にとって非常に重要な傑出した政治家であった。"ロシアは大切な隣国であり、一日も早く関係を正常化しなければならないという信念"をもって自ら努力してきた人だ」と語った。
日ロ交流協会の顧問であり、日露経済交流コンサルタントを務める朝妻氏は8日、スプートニク東京特派員の緊急インタビューに応じてくれた。インタビューは、安倍氏の訃報が伝えられる前に行われ、朝妻氏は「一日も早く回復して政治に復帰してほしいと強く願っている」と述べていた。また「万一安倍さんがいなくなったら、日本にとって非常に大きな損失になる。日本とロシアのためにもう一回、再度活躍してほしいと思っている」と語った。
安倍晋三元首相襲撃事件
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ウクライナをめぐる情勢を受け、日本の現政権はロシアに対して複数の制裁を発動している。朝妻氏は岸田政権については「米国の顔色しか見ていない」と指摘し、今のようなやり方は日本の国益を毀損しているとの考えを示した。
朝妻氏は、安倍氏は日本とロシアが非常に重要な隣国であることを正しく理解しており、「日本とロシアの関係を正しく作るために努力してきた人だ」と語った。
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