書簡で述べられているところによると、マスク氏は「合併契約破棄およびこれによって生じる取引撤回」の権利を行使する。この書簡は正式な通知であるとも述べられている。
書簡では「マスク氏は、ツイッター上のスパムおよび偽アカウントの実際の数は、ツイッターが表明している『5%以下』よりも大幅に多いとする根拠がある」と述べられている。
また、書簡によると、ツイッターは取引時にマスク氏を誤解させ、「情報を提供しなかった、あるいは拒否した。」マスク氏の代理人は、ビジネスや財務状況の基本的な情報提供を期待していたが、ツイッターは不合理な理由で要求を無視したり、不適切なデータを提供したりしたと主張している。
先に、マスク氏はツイッターを440億ドル(5兆5000億円)で買収する提案をしたが、マスク氏はツイッターに対し、スパムおよび偽アカウントが5%以下であるかどうかの確認を要求していた。
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