これより前、ジョー・バイデン米大統領は、ウクライナへの4億ドルの追加軍事支援を行うとする法令に署名した。これに関連し、米国防総省の高官は、この追加支援には4基のハイマースが含まれると明らかにした。
駐米ロシア大使館が表した声明には、このように記されている。
「ハイマース4基を含む新たな軍事支援に関する米政府の声明に注目した。この決定の裏には、いかなる代償を払ってもこの紛争を長引かせ、武器を供与することで、増大するアゾフ大隊やウクライナ軍の損失を補填しようとする米政府の強い願望が隠されている」
ロシア大使館はさらに、「防衛を目的」としてウクライナで米国の武器を使用するという米国の命題は正しいものではないと強調した。
大使館はまた、ウクライナ政府と民族主義組織は、米国から供与された武器をドンバス地方の都市を破壊するために使用していると指摘している。また声明には、ウクライナ軍はドネツクの住宅地に対し、集中攻撃を継続しており、NATOの155ミリ砲による砲撃戦が行われているとも記されている。
関連ニュース