トランプ氏は、「我々はこれまでにないほど退廃しつつある。我々の国はひざまずかされ、世界を前に軽蔑され、弱体化させられた」と述べ、民主主義について他の人々や他の国に教訓を与えている間に、通りでは犯罪によって罪のない人々が血を流している。急増する蛮行を今すぐに止めなければ、我々の国は消滅するだろうとの考えを明らかにした。
またトランプ氏は、4日にシカゴ近郊で起きた銃乱射事件を例に出し、米国は何よりも国を安全なものにする必要があると訴え、法は侵害され、犯罪防止に向けた政策は新政権の下、弱まっていると述べた。
また国境の警備はこれまででもっとも脆弱化していると指摘し、米国は薬物に溢れていると付け加えた。
南部テキサス州では6月末、トラックから移民の遺体46体が発見される事件があった。移民が発見されたトラックには水もエアコンもなく、犠牲者らには、熱中症の症状が見られた。
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