金正恩氏の最高指導者就任から10年 国際社会の北朝鮮支援100分の1に縮小

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正恩氏が最高指導者に就任してから10年間で、国際社会からの滝北朝鮮人道支援の規模が100分の1に縮小したことが明らかになった。聯合ニュースが伝えている。
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国連人道問題調整事務所(OCHA)の資金追跡サービスによると、今年に入って北朝鮮に支援金を送ったのはスイスとスウェーデンの2か国のみで、総額153万1567ドル(約2億円)。
今年、ユニセフ(国連児童基金)を通じて北朝鮮に99万3378ドルの支援を約束したスイスは、韓国外交部参加のスイス開発協力庁を通じて2万4262ドルの送金を実施。スウェーデンは同国赤十字社を通じて51万3927ドルを送ることを決定したが、まだ執行されていない。
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今年の国際社会の対北朝鮮支援は、金正恩国務委員長が最高指導者に就任した2012年(1億1779万ドル)に対してわずか1.3%に留まった。支援は2013年に北朝鮮が3回目の核実験を強行したことを受けて急減、同年の実績は6279万ドルに減少した。
北朝鮮は新型コロナウイルス蔓延下でも外部からの支援を拒んでおり、年内の増加は見込めない見通し。
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