五輪チャンピオンとなったスポーツ選手の多くが、金メダルを獲得した後の目標を見失う、いわゆる「燃え尽き症候群」となることが知られている。これについて記者から質問を受けたシェルバコワ選手は次のように答えている。
「もちろん、私にもありました。結果が判明したとき、最初にその感情に襲われました。すぐに嬉しい感情が戻ってきましたが、その後も数ヶ月にわたって頭の中で考えがめぐりました。なんだか、人生で経験したことのない時期が始まったような気がして。一番の目標を達成して、『それで、この先はどうなるの?』って」
現在はアイスショーなどのイベントに出演し、今後は新しいことにも挑戦したいと語るシェルバコワ選手。「今はいろんなことに挑戦しています。でももちろん、生活が大きく変わったことは確かです」と話している。
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