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ロシアでアルコール依存症の治療薬が開発される

ロシアの製薬会社R-ファーム社が開発したアルコール依存症の治療薬「アルダレヴァ」が、ロシアで承認された。新薬に関するすべての情報は、医薬品の国家登録簿に記載されている。
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「アルダレヴァ」の主な利点として、医師らはその忍容性の良さを挙げている。また「アルダレヴァ」の服用によって中毒が発生することはなく、飲酒への渇望が弱まるという。
R-ファーム社によると、「アルダレヴァ」は飲酒欲求を高めるオピオイド受容体をブロックし、アルコールの強化効果を弱め、多幸感を低下させる。その結果、飲酒に対する渇望は次第に消えていく。
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「アルダレヴァ」は、アルコール依存症の初期段階やすでに依存症に陥っている段階を含む、アルコール依存症の主な段階の治療に使用する錠剤タイプの薬。
医師らによると、14日に1回以上飲酒する人はアルコール依存症とみなすことができる。なおこの場合、飲酒量は意味を持たないという。
米国の生物学者らは先に、人間がアルコールを飲みたいと思う傾向は、サルから受け継がれたものだとする研究論文を発表した。
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