保守党委員会は、党首への立候補を7月12日までとすることを決定した。第一選に進むには、保守党議員から20票以上、第二選に進むには30票以上の支持が必要。
11日までに、リズ・トラス外相、リシ・スナック前財務相、ペニー・モーダント通商政策担当相、トム・トゥゲンドハット下院外交委員長など11人がすでに立候補を表明した。
英スカイニュースの指摘によると、保守党で20人以上の支持を確保しているのは、今のところモーダント氏とスナック氏のみ。
保守党委員会によると、保守党議員による第1回投票は7月13日に行われる。
また委員会は、保守党新党首のポストに残る2人の主要な候補者は、早ければ来週、「おそらく18日には」判明すると予想している。
7日に保守党党首辞任を表明したジョンソン首相は、新首相が誕生するまで、職務を継続する。
先週、英保守党のクリス・ピンチャー院内副幹事長がロンドンのクラブで酔っぱらって乱暴していたことが判明。一連の政治家は、ジョンソン首相が、ピンチャー氏のあまりかんばしくない過去を知りながらピンチャー氏を院内副幹事長に任命したと主張した。英政府ではジョンソン首相への不信から閣僚の辞職が相次いでおり、2日もたたないうちに財務大臣など重要なポストをはじめとする50人近くが辞表を提出した。
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