企業物価指数は、企業の間で取り引きされるモノの価格変動を示す。
日銀が発表した12日に企業物価指数の6月の速報値は、2020年の平均を100とした水準で113.8となり、5月に続いて過去最高を更新した。前年同月より9.2%上昇し、16カ月連続で前年の水準を上回っている。
NHKなどの報道によると、ウクライナにおけるロシアの特殊軍事作戦を背景に、ガソリンなどの石油・石炭製品のほか、電力や都市ガスの価格が上昇したことが主な要因。
読売新聞によると、公表している515品目のうち、約8割にあたる409品目が値上がりした。
これに加え、急速に進んでいる円安も輸入価格の上昇に拍車をかけたとされている。
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