マスク氏は、「今回、問題は回転モーターの始動テスト中に発生(ロケットエンジン「Raptor」には複雑な起動シーケンスがある)した」と強調した。同氏は、「今後、33台すべてのエンジンで同時に打ち上げテストを行うことはない」と語った。再使用型のスターシップ号は火星飛行用の宇宙船で、100人が搭乗できるよう設計されている。同船のプロトタイプは、すでに地球帰還ミッションのテスト飛行を数回行っているが、テストは地球の大気圏で実施されている。スターシップ号のテスト飛行のうち、機体が破損することなく終了したのは、2021年5月に行われた1回しかない。関連記事