Telegramチャンネルで発表されたプシリン氏の声明では、次のように述べられている。
「朝鮮民主主義人民共和国は本日、ドネツク人民共和国を承認した。ドネツク人民共和国の国際的地位とその国家体制は引き続き強化されている。これは我われの外交のもう一つの勝利だ」
プシリン氏は、この決定は「経済の分野においても今後の関係発展の基盤となる」とし、パートナーシップは企業の貿易の地理学を拡大すると指摘した。
プシリン氏は「ドンバスの住民へのこのような重みのあるなサポートに対して、北朝鮮国民に感謝している」とし、積極的かつ実りある協力に期待を表明した。
LNRを率いるパセチニク氏は、北朝鮮によるLNRの承認は勇ましい政治的な一歩だと指摘した。
パセチニク氏はTelegramチャンネルに以下のように投稿した。 「朝鮮民主主義人民共和国は本日、ルガンスク人民共和国を承認した。我われの主権を支持し、国家体制を承認してくれたことに対し、北朝鮮国民に心から感謝している。今日の地政学的現実において、これは確かに勇ましい政治的な一歩だ。我われの国家の二国間パートナーシップは長期にわたり実りあるものになると確信している」
ウクライナ外務省は、ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国の独立承認を受け、北朝鮮との外交関係の断絶、政治的および経済的接触の停止を発表した。
プーチン大統領は2月21日、テレビで国民に演説した中で、ルガンスク人民共和国およびドネツク人民共和国の主権の即時承認が必要とし、それに関する大統領令に署名するとともに、両共和国における平和維持を保証するよう命じた。プーチン大統領はこうした決定をとった理由について、流血、暴力、無法の道に踏み出した人々はドンバスの紛争解決に軍事的な方法以外は認めないからだと説明している。両共和国の指導部からプーチン大統領に独立の承認要請がかけられた。
その後、プーチン大統領は国民向けの演説でドンバスにおける特殊作戦の実施を宣言し、ロシアの計画に入っているのはウクライナの占領ではなく、同国の軍事ポテンシャルの無効化とナチス化の阻止だと明言した。
ロシア国防省は、ロシア軍はウクライナの民間施設には攻撃しておらず、標的にしているのは軍事インフラのみで、一般市民には脅威を与えていない発表した。