「穀物問題」協議が終了 イスタンブールで

トルコ最大の都市イスタンブールで開かれた「穀物問題」の解決に向けたトルコ、ロシア、ウクライナの軍代表団と国連代表団の協議が終了した。リア・ノーボスチ通信の特派員が伝えた。
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外交筋は先に、リア・ノーボスチ通信に対し、本日の協議におけるコンセンサスへの期待は大きいと伝えていた。外交筋は、協議ではロシアの危惧や、ロシア産農産物を輸出するための保険、物流、銀行の部門に制裁措置が存在することが考慮されていると述べていた。
ロシア、イスタンブールで黒海の港からの農作物輸出に関する決定を提案=露国防省

穀物輸出「回廊」について

2022年2月24日にウクライナで特別軍事作戦が開始されて以降、欧米諸国は大規模な対露制裁を行い、その制裁は物流・輸送問題を引き起こした。ウクライナは、同国軍がオデッサを含む黒海の港に向かう経路を機雷で破壊したため、航路での穀物輸出を停止した。ウクライナとロシアは世界の小麦輸出総額の約30%を占めているため、貧しい国々は飢餓の危機にさらされている。
ロシアのプーチン大統領は、ウクライナ政府が港を明け渡せば、ロシア政府はウクライナの穀物を搭載した船の通行を保証し、ロシアの支配下にあるベルジャンスク港とマリウポリ港を通じて穀物の輸出を保証できると述べている。
肥料価格の高騰で主要穀物に不足の恐れ 国連事務総長
6月8日、トルコのアンカラで行われたロシアのセルゲイ・ラブロフ外相とトルコのメヴリュット・チャヴシュオール外相の会談では、トルコが積極的な役割を果たすという、いわゆる穀物(輸出の)回廊の創設について議論が行われた。
6月21日、トルコとロシアの軍の代表団がモスクワで、ウクライナの穀物輸出再開について協議を行った。この日、トルコ、ロシア、ウクライナの3カ国の国防省の間でウクライナ産穀物の輸出を調整するためのホットラインが設置され、3カ国の陸軍大将が責任者になることが明らかになった。
トルコのエルドアン大統領は、6月28日から30日にかけてマドリード(スペイン)で開催されたNATO(北大西洋条約機構)首脳会議の後、トルコ政府は黒海のルートを通る農産物の輸出再開に取り組む用意があると述べた。エルドアン氏によると、ウクライナの港には約20隻のトルコ商船があり、輸送の準備ができているという。
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