米国のイエレン財務長官は先に、中国の劉鶴副首相と最近オンラインで会談した際にロシア産石油に価格上限を設ける案について劉氏と話し合ったことを明らかにした。
Shu Jueting報道官も14日のブリーフィングで、劉副首相が7月初旬に行われたイエレン財務長官との会談でロシア産石油の価格上限について実際に話し合ったことを確認した。
報道官は「中国はこの問題(ロシア産石油の価格上限設定:スプートニク編集部)をきわめて複雑なものだと考えており、すべての関係者が和解や交渉を進めるために力を尽くし、ウクライナ危機のエスカレーションではなく、緊張緩和を促進することが問題解決の前提条件であり、これは全当事者の利益になる」と述べた。
ロシア外務省のビリチェフスキー経済協力局長は先に、リア・ノーボスチ通信のインタビューで、ロシア産の石油とガスに価格上限を設けるのは危険であり、これはエネルギー危機を悪化させるだけだとし、西側がそのような措置を講じた場合、ロシアの企業は経済的便宜に立脚して行動すると指摘した。
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