新型コロナ 岸田首相「行動制限は現時点で考えず」 ワクチン4回目接種は医療従事者などに対象拡大 

日本の岸田首相は14日に記者会見を行い、新型コロナウイルスの感染拡大への対応について「新たな行動制限は現時点では考えていない」と述べた。
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岸田首相は会見で「新型コロナの感染者が全国的に拡大している」との認識を示したうえで、BA.5への置き換わりが進んでいるいることを指摘。「更なる感染拡大に最大限の警戒が必要」と述べた。
さらに「私たちはこれまで6回の感染の波を乗り越えてきた。日本全体として対応力が強化されている」と強調し、「新たな行動制限は、現時点では考えていない」と述べた。一方で「社会経済活動と感染拡大防止の両立を維持するには、世代ごとにメリハリの利いた感染対策をさらに徹底していくことが必要」と強調した。
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4回目のワクチン接種については、医療従事者や高齢者施設の従事者に拡大することを表明。
現在は60歳以上、また18歳以上の基礎疾患がある人が対象。拡大の時期について「自治体と連携して15日から準備を始め、来週以降、速やかに接種を始める」とした。
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