パナソニックエナジー 米カンザス州にEV電池の新工場建設へ

パナソニックホールディングス傘下で電池事業を手掛けるパナソニックエナジーは14日、米中西部カンザス州にEV(電気自動車)向け新型電池の新工場を建設する計画を発表した。時事通信が伝えている。
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投資額は約40億ドル(約5500億円)で、現地州政府の補助金も活用するという。最大約4000人の新規雇用を見込んでいる。
建設候補地は同州デソト。新工場では大容量の新型リチウムイオン電池「4680」を生産する。EV大手のテスラがテキサス州で新工場を完成させており、同社への供給を加速する狙い。
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パナソニックエナジーの只信一生社長は「自動車業界で電動化が進む中、需要に対応するため車載電池生産を米国で拡大することは非常に重要」と説明した。
また日経XTECHによると、パナソニックエナジーは「4680」の量産技術確立に注力。2022年5月より国内のパイロットラインで大規模な試作を開始した。同社若山工場で2023年度の量産を計画しているという。
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