クラウンは1955年にトヨタが初めて独自に開発した高級車。新型車は16代目。
トヨタの豊田章男社長は新型「クラウン」ワールドプレミアで、クラウンの開発は7代目、8代目で実を結び、8代目で歴代最高の販売台数を記録、1980年代には「名実ともに日本を代表するフラッグシップとなった」が、「これをピークに9代目以降は苦難の時代に突入」し、バブル崩壊や輸入車との競争激化などにより、「この20年、クラウンは時代の変化と戦いながら進化を続けてきた」と語り、「何としてもクラウンの新しい時代をつくらなければいけない」という決意と覚悟で16代目の開発が始まったと説明した。
新型「クラウン」の価格は435万~640万円(税込み)。
約40カ国・地域で販売するという。
朝日新聞はクラウンについて、「最近は高齢男性に客が偏って販売が低迷していたが、イメージを一新して反転を図る」と報じている。